圧倒的木質感を出せて詰まりにくい木粉PPフィラメント W418 スプールリフィル用 (65m) |
樹脂に木粉が52%添加された新しいタイプの木質フィラメントです。原料選定、配合から検討を行い、2年の開発期間をかけて生み出されました。ベース樹脂に改質PP(ポリプロピレン)を採用することでノズル詰まりを克服し、木粉高充填でも高流動を実現しています。
木粉充填による収縮低減により造形時の反りが小さくなっている他、低温でも流動するよう改質したため、木粉熱分解によるこげつき、ヤニ汚れ、アウトガスなどが発生しにくくなっています。ホットエンド温度を下げ目にする必要がありますが、その他はPLAに近い条件で一般的な3Dプリンタでの造形が可能です。
積層痕が木彫り調になり、温かみのある手触りの造形品を作ることができます。造形品には木の香りがあるため、香り付きの造形品としてお使いいただくこともできます。
技術イベント「NT名古屋2019」にW418を出展させていただき、ご好評をいただきました! NT名古屋2019 Nature3D出展まとめ |
色:ナチュラル、赤(台座)、黒(文字部分)
W418着色品 左から黒、ナチュラル、赤
品番 | W418 |
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材料 | 木粉52%、改質PP(ポリプロピレン) |
フィラメント径 | 1.75mm |
ノズル径 | 0.4mm以上 |
推奨条件 |
ホットエンド:130~160℃
3Dプリンタのホットエンド下限温度制限で造形が開始できない場合はGコードM302 P1(disable cold extrusion checking)にて無効化を行ってください。 |
ご注意 |
・PLA、ABSなどからの樹脂切り替えの場合はノズル温度240℃程度にてW418を200mm程度手動で押し込み、長めにパージを行ってください(パージが不十分だと吐出が不安定になる場合があります)。
・ホットエンド200℃以上での連続1時間以上の加熱は避けてください。木粉成分が分解してノズル詰まりの原因になります。 |
3Dプリント時にフィラメントや造形品が燃えることはありません。
木粉52%PPフィラメント W418 コイル巻き
しっぽ剥がれたのでプリム追加。木製フィラメントとの相性良く素晴らしい出来。製品として完成してる感じで、家族分作ることになりました #テクダイヤ #400umクオリティチャレンジ #nature3D #snapmaker pic.twitter.com/DqdsWckWyx
— takeotaの物欲し雑記帳 (@monohoshi_blog) December 18, 2020
Thingiverseから頂いた飛行機、nature3Dさんの木質フィラメントとの相性バッチリです。3歳児のおもちゃになりそう #テクダイヤ #400umクオリティチャレンジ #スナップメーカー pic.twitter.com/ZbxwXDhX0m
— takeotaの物欲し雑記帳 (@monohoshi_blog) December 21, 2020