ミネラルコンポジットPLA LFY3M

ミネラルコンポジットPLA LFY3M 剛性、低反り、耐熱140℃ φ1.75mm 70m

¥2,780 (税込み)
●色:白●長さ:70m●質量:250g●スプール径:140mm●スプール幅:38mm●スプール穴径:46mm
耐熱性を上げるにはアニール処理が必要です

概要

高いダレ止め効果を持ったPLAです。
吐出後の形状をそのまま保持しやすい特徴があります。収縮が小さいため、形状が固まらず崩れたり、反ったりすることが少なく、造形品の精度が向上します。
アニール処理で140℃まで造形品の耐熱性を高めることも可能です。
フィラメントのハンドリング、造形条件設定などがやや難しいですが、一般PLAでは難しい形状でも造形でき、3Dプリンタの適用範囲を拡大できます。
形状や寸法を元の3Dデータに近い形でプリントしやすいこと、やすりがけ・バリ取り・面取り・ネジ切りなどの加工が非常にやりやすいことから原型作りやプロトタイプ試作に向いています。

 

 

特長

・剛性に優れる(曲げ強さを一般PLA比で50%向上)
・収縮が小さい(一般PLA比で成形収縮50%低減)
・きつい角度のオーバーハングでもサポートなしで造形が可能
・ベッド定着後の反り、剥がれが少ない
・やすり掛け、研磨が可能
・耐熱温度140℃(*)
・糸引き、タレが少ない
・低吸水のためフィラメント経時劣化が少ない
・冬場の造形不具合が起きにくい(気温の影響を受けにくい)
・造形品の滑り性が良好。手触りが良い

 

(*)荷重たわみ温度 140℃@0.45MPa。耐熱性を上げるにはアニール処理が必要です。

 

ミネラルコンポジットPLA LFY3M
材料 改質PLA
フィラメント径 1.75mm
推奨プリント温度

ホットエンド:210〜230℃
ヒートベッド:常温〜40℃

推奨ノズル径 0.4mm

ラフトなしでの造形をお勧めします。
積層剥離する場合はinfillを増やす(50%以上推奨)、コーナーにRをつけるなどで対策が可能です。

 

 

・剛性があるため、無理な力が掛かるとフィラメントが折れることがあります。
・3Dプリンタの機種によっては外付けのホルダなどで工夫が必要になる場合があります。
・エクストルーダーを停止したままでの長時間のノズル加熱は詰まりの原因になるため避けてください。

 

造形例

 

 


白色がLFY3M、黄色が一般PLAです。
LFY3Mはオーバーハング25度から5度刻みで70℃まで垂れることなく角まで
シャープに造形できています。ノズル温度210℃、積層ピッチ0.1mmです。

 

 


細かな形状も造形でき、ドーム部、垂直にあいた壁面の4.8mmの穴も
サポートなしで出力できています。

 

 


45度から75度の5度きざみ、72度から78度までの3度きざみの
オーバーハングテスト造形品です。

 


3mmの薄板を造形し、重ねてネジ止めした例です。
剛性があるので薄くても強度があります。薄物を造形しても
反りが少ないため、重ねてもぴったりとはまります。
ネジ止めをしてもつぶれることなくしっかり固定できます。

 

 

耐熱性評価
煮沸試験

アニール済のLFY3M造形品を98℃の熱水で30分煮沸しました。
煮沸中につついても軟化せず、取り出しても形状くずれがありません。

 

140℃加熱試験

<比較サンプル>
 ・一般PLA
 ・LFY3M(アニールなし)
 ・LFY3M(アニール済)

 

<条件>
 3mmの板状サンプルを3Dプリンタで造形。
 片持ち固定し、140℃ 30分加熱して形状変化を確認

 


加熱前

 


140℃ 30分加熱後。一般PLAは大きく変形しました。
アニールなしLFY3Mはややダレました。
アニール済LFY3Mは加熱前と比べほぼ変化がありません。

 


真横から見てもアニール処理済LFY3Mはほぼストレートで
ほとんど変形はありません。